覚悟を決めるのは私たち

いつも一緒に
手すりにつかまって
伝い歩きの練習をする
90代女性の患者(利用者)さんの
お話になります♪
その日、いつものように
廊下の手すりにつかまり
歩行練習をしていると
患者さんが
『今日は調子がいいわ!
新しい訓練は何かない?』
と、自信ありげに
仰られたので
「ありますよ!とっておきのが😏」
とお伝えし
伝い歩きを
"後ろ向きで歩く"提案をしました。
『いいわね!やってみるわね‼️』
と、仰り気合を
入れてらっしゃいました。
介助のために
患者さんの手を握ると
"ぎゅっ"
と握りしめられました。
思わず"痛たたたたっ‼︎"
と声が出そうになるくらい
強い力で握られたので
「凄い力ですね❗️」
とお伝えすると
『だって"命懸け"だもの‼️』
と、仰られました。
"命懸け"
歩くことは
自分たちにとっては
容易なことかもしれません。
しかし
この患者さんにとっては
"生きるか死ぬかの大勝負"
トイレに自分一人だけで
歩いて行けるようになりたい。
ただその一心で
ここまで
頑張られてきました。
これだけの覚悟を持って
練習に取り組んで頂いているのに
臆病になり過ぎているのは
自分の方だと気づきました。
"やれる事は全てやり尽くそう"
最後に
「あと1ヶ月だけください❗️
それまでに絶対にものにしましょう‼️」
そう強くお伝えし
"生きるか死ぬかの大勝負"を
一緒に挑む覚悟ができました^ – ^
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