トゥースデイとチューズデイ~子供に教える英語の発音~

適度な“妥協”

小学生に英語を
教えていたご経験がある
90代女性の患者(利用者)さんの
娘さんのお話になります♪

訪問看護中には
患者さんだけでなく
ご家族のお話を
お聞きする場面もよくあります。

その日は患者さんの娘さんが
『昔、小学生に英語を
教えてた事があるのよ👩🏻‍🎓』
と仰られたので
「えっそうなんですか⁉︎凄いですね❗️
でも子供達に英語を教えるのって
大変そうなイメージがあります😅」
とお伝えすると
『凄く楽しいわよ♪
だけど"正しい発音"を
覚えてもらうのは少し苦労するわね🤏』
と仰られ
続けて
『一度、Tueseday(火曜日)の
発音練習の時に"チューズデイ"って
皆んなで声を出してもらっていたら
ある1人の子が

先生!僕は"トゥースデイ"って習いました!
"トゥースデイ"がいいです!!

そう言ってきたから
あらそうwじゃあ
"トゥースデイ"でも"チューズデイ"でも
どちらでも良いわよ♪
多分どちらでもまあ伝わると思うから😅

そう伝えたのよww』
と仰られたので
「お優しいですね🥺
でも自分なら間違った事は教えられない!
と思って"トゥースデイ"を
否定してしまうかもしれないです。」
そうお伝えすると
『そうね、子供達は多少間違っていても
その子が
楽しく学べる事がとても重要だと思うのよ☝️
本当に英語で会話するようになったら
相手に伝わらないと思って
またしっかり学び直すでしょうしね。
"完璧を押し付け過ぎると
子供達は伸び伸び成長できないと思うの"
あまりにも酷い間違いではない限りは
許すことにしているわ♪』
と仰られたので
そのお言葉に深く納得しました。

アメリカに数十年間住んで
英語のレベルはとても高いはずなのですが
子供達のことをまず理解した上での
決して手を抜いていない"妥協"
その姿勢に少し感動しました🥹

歳を重ねるごとに
そして
学びを重ねるごとに
難しくなる"妥協"。
それは
知らず知らずのうちに
他者に"高い期待値"を求めてしまう場面で
相手を傷つけないために
必要になるのだと痛感したお話でした^ – ^

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