"悟り"のもう一つの意味

宗教に詳しいのに
無宗教の患者(利用者)さんの
お話になります♪
『"悟り(さとり)"のもう一つの意味って知ってる?』
と、突然の質問に
同じく
無宗教の自分は少し戸惑いながら
「"悟り"の意味すらも
分かってないかもしれません」
と、お答えしました。
すると
『悟りって"煩悩”をとって
"真理”に辿り着く事よ』
ちょっと難しいので
"煩悩"とは
●憎しみ、怒り
●執着
●無知
●他者との比較
●疑うこと
●利己的
これらのことを表すようです。
"真理"はこれらを克服した後に
辿り着いた時の状態や意識を表すようです。
『私、"悟り"の本当の意味が分かったのよ‼︎』
「どういう意味なんですか?」
と、質問すると
『自分の"理想"が高すぎると
今の自分との"差"を埋めようとして
焦ったり、イライラしたり
"煩悩"が湧いてくるのよ。
でも、"理想"を低く下げたら
今の自分に"満足"するでしょ?
"悟り=差とり" なのよ』
このお話を聞いて
この患者さんが
もはや無宗教だとは信じ難い‼︎
素晴らしい"気づき”をされていると
感銘を受けました♪
そして
少し間をおいて
『そういえば
今日のお弁当まずかったのよ🍱‼︎
揚げ物は嫌いよ!嫌い‼︎
せめていい油で揚げて欲しいわ』
そう仰られた後
僕は少し安堵し"差とり"は
なかなか難しい事なのだと理解しました^ – ^
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