ALSという病気

ALS(Amyotrophic lateral sclerosis)とは
筋委縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)
といって
手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害をうけます。その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。その一方で、体の感覚、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通です。
1年間で新たにこの病気にかかる人は人口10万人当たり約1-2.5人です。全国では、平成25年度の特定疾患医療受給者数によると約9,200人がこの病気を患っています。
引用元:難病情報センターHP
訪問看護の
お仕事をしていると
こういった患者さんを
担当させて頂くことがあります。
▼ALS患者さんとの関わり
中には″新薬″への希望を持って
毎日過ごされている方もいらっしゃいます。
そこでALSの進行を抑える
″新薬″についての最新情報をお伝えします。
ALSの新薬

2021年12月24日
山形大学医学部の研究グループが
開発段階の新薬に
ALSの進行を抑える効果があると発表しました。
まだ
基礎研究(マウスや動物実験)の段階ですが
会見で加藤センター長は
「日常生活への影響が少ない初期段階で活用すれば
人工呼吸器や胃ろうまでの進行を抑えることができる」
と説明されたようです。
新型コロナワクチンのように
ここから飛躍的な開発となることを
期待したいですね(^^)/
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