【循環器の知識6】"心臓の痛み"と"筋膜の痛み"は似ている

"心臓の痛み"と"筋膜の痛み"は似ている

今回の動画では
"放散痛(関連痛)"について
解説しています。

心臓が痛みを感じているはずなのに
何故か"肩凝り"のような
体表に痛みが出現する。

筋膜も同じように
"肩凝り"や"頭痛"として
出現しますが
原因の筋膜の場所とは
違う場所に痛みを感じることがあります。

このように原因となる組織から
少し離れた場所に痛みを生じる現象を
心臓(内臓)の場合は"放散痛"といい
筋膜の場合は"関連痛"といいます。

コレは一つ一つの神経が
広い領域を支配しているので
原因の場所と間違えて
脳に伝えられてしまうのです。

神経って少し大雑把で
ちょっとおバカさんなのです。

では両者似ている
"心臓の放散痛"と
"筋膜の関連痛"の違いは何なのでしょうか?

それは一言で
圧痛点、つまり
押して痛い場所があるのか?

という違いになります。

筋膜が原因であれば
必ず圧痛点が存在します。

しかし
心臓が原因であれば
どうでしょうか?
肋骨に覆われた心臓は
身体の外から直接触れることができません。

つまり
圧痛点のない"肩凝り"は
"心筋梗塞"の
一つの症状かもしれないのです。

そしてもう一つ
"心筋梗塞"と
同じような"放散痛"を生じ
ある芸能人の命を奪った病気があります。

その病気については
また明日の投稿で解説したいと思います(^^)

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