足が疲れる原因は【足底腱膜】の硬さにあり!!~理学療法士が解説~

足の疲れは【足底腱膜】の疲れ

私たちの足の裏には

足底腱(筋)膜という

靭帯や腱のような硬い組織が

しっかりと足の裏を固定して

土踏まずのようなアーチ構造を形成しています。

人は歩くときに

この足底腱(筋)膜

クッションのように使い

足への負担を減らしつつ

歩きやすいように

足全体を安定させてくれています。

例えば

片方の足に全体重がかかる時

足の骨が潰されてしまうのを防ぐために

足底腱(筋)膜

バネのように反発して耐えてくれます。

これをトラス機構と言います。

また次に

もう片方の足に体重を移動する際に

つま先に体重がのる不安定な状態でも

足底腱(筋)膜がしっかり張ることで

足全体の安定感を高めて

蹴り出しをしやすくしてくれます。

これをウィンドラス機構と言います。

このように

足底腱(筋)膜は歩くときに

私たちの身体を安定させる役割を

常に行っているため

負荷がかかり続けている組織でもあります。

つまり

足の疲れというのは

この足底腱(筋)膜の疲れ

という言い方もできます。

では、この足底腱(筋)膜の疲れを

引き起こす主要な原因は

どういったことが考えられるのでしょうか?

足【足底腱膜】の疲れの原因

足底腱(筋)膜

疲れの原因の1つとして

シューズ(靴)があります。

皆さんはボロボロになった

シューズ(靴)を長く履いていないでしょうか?

ボロボロのシューズ(靴)を履いていると

歩く際に足元が

常に不安定な状態になるので

先程説明した

トラス機構ウィンドラス機構の役割を果たす

足底腱(筋)膜にかなりの負担がかかってしまいます。

なので

この足底腱(筋)膜

疲れさせないためには

足への負担が少ない

シューズ(靴)を履いておく必要があります。

▼足に負担がかからないシューズの特徴

では

すでに足の疲れがあり

足底腱(筋)膜がカチカチに

硬くなっている場合は

どうやって対処すればよいのでしょうか?

足裏【足底腱膜】をほぐす方法

引用元:Amazon.co.jp

足底腱(筋)膜

ほぐすのに手っ取り早いのは

このような

突起の付いたローラーを

足の裏でゴロゴロと転がす方法です。

 

このようなローラーは

ソファーに座って

テレビや映画を観ながら

片手間でできるので

面倒くさいと思わずに

手軽に

足底腱(筋)膜をほぐすことが出来ます。

 

足の裏が疲れているという方は

お風呂上りなどに

足裏をほぐすことで快眠できて

翌朝には

『今日も頑張ろう!!』

という気持ちで

一日がスタートできると思いますよ(^^)/

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