肺が膨らまなくなる病気

皆さんはこの肺の
CT画像を見てどう思うでしょうか?
明らかに
肺の背中(CTの下)側が白くなっていますよね。
これ実は肺が潰れて
膨らまなくなってしまっているのです。
では、なぜこのような
肺になってしまったのでしょうか?
今回はこのような肺の状態になりやすい
ある病気について解説したいと思います(^^)/
肺を膨らませるのは呼吸筋

病気の説明の前に
そもそも普段私たちが息を吸って
肺を膨らませるのは
どのように行っているのでしょうか?
それは呼吸筋(横隔膜や肋間筋など)が
働くことによって肺を膨らませてくれているのです。
しかし
ある病気によって
この呼吸筋の機能が著しく低下することで
肺が徐々に膨らまなくなり
先程のCT画像のような肺になってしまうのです。
そのある病気とは
ALS/筋萎縮性側索硬化症と言います。
肺が潰れるALSという病気
この動画の中では主に
☑ALSとは?
☑ALSを発症する原因は?
☑ALSの肺の聴診法
☑ALSの治療法
☑ALS患者が迫られる一つの決断とは?
といった内容を解説しています。
在宅医療(訪問看護など)の
お仕事をしていると
こういったALS患者さんを
担当することがあるかもしれません。
その時のためにも
ALSという病気を
まずは簡単に
理解するための参考になれば幸いです。
皆さんが関わる
すべての患者さんが
笑顔になれるきっかけとなりますように(^^)/
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