酸素飽和度って?

酸素飽和度とは
一言で動脈血の中に
どれだけ酸素が含まれているのか?
を割合(%)で表したものになります。
SpO2と言ったりもしますが
95~100%が正常値になります。
この酸素飽和度を簡単に測定できるのが
パルスオキシメーターになります。
▼パルスオキシメーター

酸素飽和度が90%以下になると
“呼吸不全”といって
何らかの病気で肺が機能しなくなり
酸素を身体に取り込むことができず
命に危険が及ぶおこがあります。
特に新型コロナウイルスによる肺炎は
自覚のないまま呼吸状態が悪化する
「幸せな低酸素血症」“happy hypoxia”
という特殊な状態に陥るので
気づいたときにはかなり危険な状態に
なっている可能性もあります。
それをいち早く察知するために
このパルスオキシメーターはとても有用です。
しかし
パルスオキシメーターで
酸素飽和度が
測定できない場合があり
時々ご相談を受けます。
そこで今回は
パルスオキシメーターで
酸素飽和度が測定できない時の
4つの要因を簡単に解説した動画をご紹介します(^^)/
酸素飽和度が測定できない時の4つの要因
この動画の中で解説しているように
パルスオキシメーターで
酸素飽和度を測定できない要因は
①赤いマニュキュアを塗っている時
②直射日光が当たっている時
③振動を加えた時(運動など)
④貧血の時
の主に4つになります。
特に④は
見かけ上の数字が正常なので
とても特殊な状態と言えます。
詳しくは
動画の中で解説していますので
参考にして頂ければと思います(^^)/
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