【循環器の知識10】左腕よりも右腕の方が血圧が高い理由

右腕の方が血圧が高い理由

昨日の投稿の
続きになりますが
左腕と右腕の血圧は
左右差があり
しかも
右腕の方が高いのですが
その理由とは何なのでしょうか?

それは
心臓から出たすぐの大動脈から
一番最初に分岐する小さな血管が
冠動脈(心臓の筋肉に栄養送る血管)で
その次に分岐するのが
最終的に
右腕に血液を流す腕頭動脈になります。

つまり
解剖学的には
右腕へ流れる腕頭動脈は
左腕へ流れる左鎖骨下動脈よりも
心臓に近い血管であるため
左腕よりも右腕の方が血圧が
高くなるということになります。

ここから少し恐い話になりますが
両腕で測る収縮期血圧の左右差が
(収縮期血圧:血圧の上の値)
20mmHg以上あった場合
命に関わる病気である可能性があります。

その病気とは何なのでしょうか?

明日の投稿では
その命を落とす
病気について解説します(^^)
お楽しみに♪

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