【循環器の知識11】血圧の左右差を引き起こす"大動脈解離"とは!?

血圧の左右差を引き起こす"大動脈解離"


昨日の投稿の
続きになりますが

両腕で測る収縮期血圧の左右差が
(収縮期血圧:血圧の上の値)
20mmHg以上あった場合
命に関わる病気の
可能性があると言いましたが
その病気は"大動脈解離"になります。

大動脈解離は
一言で
血管が裂ける病気なのですが
その血管の裂け目が
大動脈から分岐する小さな血管
に到達した場合
その裂け目が"小さな血管"
つまり
右腕に流れる腕頭動脈
左腕に流れる左鎖骨下動脈
のどちらかを圧迫して
血管を潰して血流を阻害することで
血流不足になった腕と
そうでない腕の血圧の左右差が
20mmHg以上となることが報告されています。

では血圧の左右差がある人の中で
何%の人が
命の危険がある
大動脈解離である可能性があるのでしょうか?

それは明日の投稿で
解説したいと思います(^^)

お楽しみに♪

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