呼吸不全とは?

呼吸不全とは
大気中から酸素を体に取り入れて
体内でできた炭酸ガスを
体外に放出するという肺の本来の働きを
果たせなくなった状態を呼吸不全と呼びます。
呼吸不全を引き起こす病気は
●心不全
●肺炎(新型コロナウイルスによるものも)
●気管支喘息
など様々です。
このような呼吸不全になると
低下した肺の機能を助けるため
人工呼吸器を装着する場合があります。
しかし
人工呼吸器を装着するということは
機械に呼吸を操作されるわけですので
苦痛や違和感を伴う場合があります。
そこで今回は
人工呼吸器に装着された場合の
3つの苦痛と対処法について解説します(^^)/
人工呼吸器に繋がれた時の3つの苦痛
この動画の中で
解説していますが
人工呼吸器が装着された場合の3つの苦痛は
①口からチューブが挿入されていることでの違和感・吐き気
②機械で調整された呼吸リズムによって苦しさを感じる
③声が出せない
になります。
しかし
この苦痛が放置されるわけではありません。
そのための対処法として
①②に対しては
苦痛を取り除く鎮静剤が使用されます。
それによって大きく苦痛は緩和します。
そして③に対しては
看護師さんによって
YESとNOで答えやすい
質問をしてくださったり
文字盤や書字によって
声が出なくとも意思疎通ができるように
工夫をしてくださいます。
このように3つの苦痛はありますが
それぞれには対処法がありますので
もし、目が覚めて
人工呼吸器が繋がっている状況であれば
まずは落ち着いて
看護師さんとコミュニケーションを
とるようにしましょう(^^)/
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