"わがまま"から何かが生まれる

お写真を見ながら
思い出話をして下さる90代女性の
患者(利用者)さんのお話です♪
『娘が小さい頃
本当に"わがまま"だったのよ。』
と、壁に貼ってある
娘さんの小さい頃のお写真を指さしながらそう仰いました。
「子供の頃はみんなそうなんですかね?」
と、お伝えすると
『この子は全くと言っていいほど
親の言うことを聞かなかったのよww。』
と、仰られたので
「何か、
その時のエピソードはあるんですか?」
と、お尋ねすると
『ある日、シャベルを持ち出したと思ったら
突然、お庭に穴を掘り始めたのよ。
夢中になっていたから
そのまま好きなようにさせていたら
あっと言う間に
自分の背丈よりも深い穴を掘ったのよ🤭』
「それは凄いですねww」
と、思わず笑ってしまいました🤣
『そしたら、
今度は穴から出るために
自分で階段をつくって出てきたのよ。』
「その発想は凄いですね!」
と、今度は関心していると
『でもね、今までは
ただ"わがまま"だと思ってた娘が
自分の意思で
そんな作品を作ると思ってなかったから
少し関心したのよね。
そこから安易に"叱る"ことはやめたのよ』
「なるほど、"わがまま"を突き通すって
大事なことなんですね。」
と、お伝えすると
『人に迷惑がかからない"わがまま"なら
いいじゃないの‼︎って思うのよ。
だから
その後、ちゃんと穴を埋める作業は
娘にやらせたのよ^ – ^』
と、優しい口調で仰られました。
"わがまま"は
自分の意思で"決断"すること。
それが"失敗"を恐れず行動する
原動力になるのであれば止める理由はない。
親の立場として
"わがまま"を抑え込むのではなく
人に"迷惑"がかからない手段を
伝えてあげればいい。
"抑制"ではなく"調整"
ほんの少しだけ
子育てに興味が持てたお話でした^ – ^
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