二度と同じ景色はない

お庭の変化を見るのが大好きな
90代女性の患者(利用者)さんと
その娘さんのお話になります♪
いつもこの患者さんの
リハビリは
お庭を見ながら行います。
それが例え雨の日であっても
必ずお庭を見ながら行います。
一度ご入院されてからは
体力も落ち
長い時間リハビリが
できなくなりましたが
お庭を見ながら立つ練習や足踏み練習は
気がまぎれるのか徐々に
できる回数や時間が増えてきました。
『もみじが綺麗ね🍁』
患者さんがそう仰られたので
「そうですね、綺麗ですね♪」
そうお伝えすると
娘さんが
『母はこのお庭の
変化を見るのが大好きなのよ♪』
そう仰いました。
「お庭を見ていると
もみじ、つつじ、梅、アジサイ
とにかく年中楽しめますね♪」
そうお伝えすると
娘さんが
『そうね、あなたもここへ
来てくれるようになって2年くらいに
なるのかしら?』
それに対して頷くと
続けて
『お庭は毎年咲く花、生える植物
全部違うのよね。
鳥や風が新しい植物の種を運んできて
毎年いろんな景色を見せてくれるの。』
"二度と同じ景色はない"
今”この場でしか味わえない景色”
を3人で目に焼き付け
次に訪問した時の"景色の変化"
それを見てどう感じるのか?
自分達の変化も楽しみに
その日の訪問を終えました。
変化を楽しむか恐れるかは自分次第。
次にお庭に来た時は
患者さんと共に
また大きな一歩を
踏み出せる気がしました^ – ^
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