“突然死”と“余命宣告”どちらか選べと言われたらどちらを選ぶ?

今が"幸せ"であるということ

70代女性の患者(利用者)さんとの

会話の一部になります。



『私の父は"心臓"の病気で"突然死"、

母は"癌"で"余命宣告"を受けて

結果的に両親は逝ってしまったのよ』

と、仰りながらも何故か患者さんの表情が

少し明るく感じました🤏

「ご両親ともに大変なご病気だったんですね」
と、お伝えすると

 

『そうね、

でも最後は2人とも苦しまなかったからよかったわ♪』

と、仰った後に

続けて

『あなたは"突然死"と"余命宣告"どっちがいい?』

と、お聞きになられたので

ん〜〜

と、少し悩みました。

 

"突然死"であれば

やり残したことが気になるし

"余命宣告"を受ければ迫る"死”への恐怖もあるし

 

「難しいですね(>人<;)」

と、答えにならず

意外と"自分の死"について

考えたこともなければ

それと向き合ったこともないことに

気がつきました。

 

すると

『変な質問しちゃったww

あなたは今(現在)どちらでもないわね』

と、仰られたあと

フッと何かから

解放されたような気がしました。

 

"今はまだその時じゃない”

 

自分の祖父も知り合いも

"余命宣告”を受けこの世を去りました。

 

彼らは残りの時間を

いったいどんな気持ちで過ごしたのだろうか

 

人は生まれてから

"死"に向かって生きています。

ある意味生まれた瞬間に

"余命宣告"を受けているようなもの

 

しかし

今がその時ではないと分かると

急に前向きになることができ

今生きていることが

とっても"幸せ"だと感じました。


生きている限り

"精一杯”

自分らしく頑張っていこう!!

そう思うと同時に

ある意味"余命宣告"されている

たった一回の人生を振り返ると

先立った

祖父や知り合いの気持ちが

ほんの少しだけ分かった気がしました^ – ^

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