逆境を乗り越えた証~暗闇の先にあったのは・・・~

逆境を乗り越えた証

苦労に苦労を重ねられた
70代男性の患者(利用者)さんの
奥様のお話になります♪

いつもは旦那様の
訪問を担当しているのですが
奥様も膠原病という難病と
闘ってこられました。

膠原病と言っても
様々な症状があり
奥様の場合は
手や足など
関節が固くなる症状が
強く出たそうです。

奥様は
『この病気になって
手が特に固くなってきたから
一生懸命リハビリしたのよ❗️
だからあれを作ったの‼️』
と、壁にかけてある
"恩"という字を指さされました。

「あれ、奥様が書いたんですか?」
と、お聞きすると
『あれは
"書いた"んじゃなくって"作った"のよ。』
と、仰られたので
「"作った"んですか?」
と、再びお聞きすると
『あれはね、
小さな折り鶴でできているのよ❗️』
と、仰られました。
大切に保存するために
ビニールが被せてあったので
気づきませんでしたが
よく見ると
それはとてもとても小さな折り鶴を
集めて作られた"恩"という字だったのです。

「これは凄いですね!
手が不自由になる中よくここまで…。」
とお伝えすると
『不自由だからこそ
難しい事をやらないと❗️
そう思って作ったのよ。
"これは逆境を乗り越えた証よ"
逆境に立ち向かうと
思った以上の事ができるのよ。
自分の殻を破った感じかしら。
そして今は
私の"手"も普通に動くようになったの。
鶴を折っている時は何の字にするか
決めていなかったのだけど
●自分を強くしてくれたこの病気に感謝
●頑張ってくれた私の手に感謝
●逆境を乗り越えた自分に感謝
そういう意味を込めて
"恩"という字にしたのよ♪』
そう仰られ"恩"という字を
眺めてらっしゃいました。

逆境に立たされた時
その場から
逃げたくなる気持ちでいっぱいになります。

でもそんな時
1mmでもそれに立ち向かう
小さな希望の光が
自分の中にあるのであれば
逆境に立ち向かい
そして
乗り越えたその先に…
暗闇の中で苦しむ人々を
照らすことができるほどの
それはそれはとてつもなく
大きな光となって
輝き続けてくれるのかもしれませんね^ – ^

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