肺が膨らみにくい病気

肺が膨らむ呼吸法と聞くと
肺が膨らむことなんて当たり前でしょ?
と、思いますよね。
しかし
肺が膨らみにくいご病気
例えば
肺気腫(慢性閉塞性肺疾患:COPD)の方にとっては
呼吸すること自体は簡単ではありません。
そういった方には
吸入薬など
気管支を拡張させるお薬が使われますが

今回は
その吸入薬に匹敵するほどの
呼吸法をご紹介します(^^)/
肺が広がる呼吸法
この聞き流し動画の中で解説していますが
肺が膨らみやすくなる呼吸法は
口すぼめ呼吸と言います。
方法は単純で
口をすぼめながら数秒間かけて息を吐く
というだけなのですが
これを行うことで口から出ようとする
空気を渋滞させることで
空気の通り道である気道に内側から圧力がかかり
気道が広がります。
つまり
その状態は肺が膨らんだ状態と言えます。

この呼吸法は
例えば
●歩くとき
●階段を上るとき
●立ち上がるとき
などの日常生活の踏ん張る(筋肉を使う)動作
の中で併用することで
息切れや息苦しさ、疲労を軽減することが出来ます。
また口すぼめ呼吸は
身体に酸素を取り込む効率を高めてくれるので
肺気腫を発症していない健康な方でも
階段昇降や運動の中で併用すると疲れにくくなります。
是非今回のお話しを参考に
疲れにくい生活を手に入れましょう(^^)/
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