希望をのせた"小さな麦わら帽子"

希望をのせた"小さな麦わら帽子"

なんでも手作りで作ってしまう
90代女性の患者(利用者)さん
のお話になります♪

その日訪問に伺うと
テーブルの上に
小さな麦わら帽子が置いてありました👒
「可愛い麦わら帽子ですね♪」
と、お伝えすると
『そうでしょ😄これ手作りなのよ♪」
と仰られたので
「えっ⁉︎手作りなんですか‼️」
と、驚きを隠せませんでした。
作ったのは60代の頃だそうですが
今まで作った物の中で
一番のお気に入りなのだそうです。
すると
『これをあなたに預けるわ♪』
そう仰られてニッコリされました😁

この患者さんは
ある施設にご入所されているのですが
とても仲の良い同じ90代のお友達が
最近体調を崩されて
お会いできなくなってしまったようです。
それで
この"麦わら帽子"を渡して
元気になってほしいとのことでした。

この患者さんにとって
とてもとても大切な"麦わら帽子"

この思いが込められた
"麦わら帽子"を大切に受け取り
「これをお渡しして
お元気になられたら、この"麦わら帽子"を
ご自身でここにお返しに来るように
お伝えしておきますね♪」
そうお伝えすると
『そうね、元気にならないと
それは叶わないですものね!
片道切符にならないことを祈るわ🤞』
そう仰いました。

"元気になって麦わら帽子を返しに来る"

どこか聞き覚えのあるエピソードですが

"麦わら帽子"に込められた"希望"を
託され、お友達の所へ
急ぎ足で向かいました^ – ^

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