絶対に"ほっとかない"~失語症は環境が悪化させる~

絶対に"ほっとかない"

失語症がある
80代男性の患者(利用者)さん
のお話になります♪

失語症のため
会話をある程度理解はできても
上手く言葉にして出すことが苦手で
『え〜っと、え〜っと』
と、何か言いかけては
途中で諦めてしまうことが多くあります。

しかし
その日の訪問では
「今日の朝ごはんは何を食べましたか?」
と、ご質問すると
『今日の朝はね、え〜っとパンを食べたよ。
いつも、えっ〜とパンを食べるよ、朝はね。』
と、長い文章が言えたので
とてもビックリしました‼️

思わず
「す、す、すごいですね🤗」
自分の方が言葉に詰まってしまいました w
するとお近くにいらっしゃった奥さんが
『新しいデイサービスへ
行き始めてから口数が増えた気がするわね。』
と、仰られました。

後日、この患者さんの
担当者会議に参加した際に
(※担当者会議:患者さんに介入するケアマネ、各事業所、ご本人、ご家族が集まり定期的に今後の方針について話し合う場)
気になって
デイサービスの担当の方に
「デイサービスでは
どのように過ごされるのですか?」
と伺うと
『常に誰かが話しかけたり
質問したり、他の利用者さんのことを覚えてもらったり、アウトプットを沢山してもらっています。
僕たちは1秒たりとも
"ほったらかし"にしません‼️』
と、とてもイキイキとした眼差しで
仰いました。

頂いた名刺を見ると

"株式会社スマイル デイサービスリンク"
と書いてありました。

会議にご参加頂いた
代表の佐々木さんは
患者さんの"スマイル"を引き出すために
とにかくとにかく
一人一人の患者さんを大切にされていて
この仕事に誇りを持っている方だと
感じました。

"同業者からのとても良い学び"

まだまだ患者さんの能力を引き出せる‼️
そういう
期待が湧いてくる経験となりました^ – ^

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