物を大切にするということ

お部屋の整理にハマっている
70代男性の患者(利用者)さんの
お話になります♪
いつも訪問すると
いろんな物が整頓されており
「お部屋、いつも綺麗にされていますね♪」
と、思わずそうお伝えすると
『掃除はほとんどしないのだけれど
物が片付いていると綺麗に見えるんだよね。』
と、仰いました。
「確かに、それにそもそも物が少ないですよね」
と、お伝えすると
『昔は絵画や本とか色々集めていたけれど
目が悪くなり、ホコリを掃除するのも
面倒くさくなり全部人にあげてしまったよ。
置いていても見もしなければ
大切に保管しているわけでもない。
それに"物を持てば古くなるでしょ?"
ただ古くなってここに置いておくよりも
今必要としている人のところに
渡った方がいいと思うんだよね。
だから、自分にとって古い物は
誰かに渡すし
そもそも
物はあまり持たないようにしたんだよ。』
「なるほど、物を持つと古くなって
ただ置いておくと
家が倉庫になってしまいますもんね。」
『その通りだね。
家は住むところだから倉庫じゃない‼︎』
古い物には
●思い出の物
●大切な物
などがあり
保管しなければならない!!
そう思うことが普通ですが
もし突然自分がこの世を去ってしまったら
それはほとんどが処分されてしまいます。
そして
処分する手間も誰かが背負うことになります。
"物を大切にするということ”が
ただ持っているだけでよいのか?
難しい疑問ではありますが
確かに最近は
車をシェアしたり電化製品もレンタルできたり
所有しなくとも
生活できる時代になってきていますね♪
帰ったら今一度
お部屋の中を見渡してみよう!!
そう思った経験でした^ – ^
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