ヤモリの産卵~幸運を運ぶヤモリの過酷な人生~

ヤモリの産卵

時々家の中にヤモリが出る
ある女性の患者(利用者)さんの
お話になります♪

その日訪問すると
『これ見て❗️』
と、患者さんの
パソコンの画面に写し出されていたのは
ヤモリとヤモリが産んだ6つの卵でした🥚
「これは凄いですね!
ヤモリの産卵は初めて見ました❗️」
と、少し興奮気味に
返答すると
『家の玄関のカギの
ちょっとしたスペースに産卵してたのよ。
でもね、見つけた時には
お母さんヤモリはいたんだけど
卵は殻だけになって
赤ちゃんヤモリはいなかったのよ。
もしかしたら"共食い"したのかな😭』
と、絶望的なお顔をされたので
「そ、そんなはずは…。」
と、お伝えし
すぐにスマホを取り出して
"ヤモリ 共食い"とGoogle検索しました。

すると
ヤモリが共食いすることは
ほぼないとのことです!

ホッとしつつ
それを患者さんにお伝えすると
『よかった😮‍💨
でも産まれてすぐ自立して旅立ったのかな?』
と、仰られたので
もうひと調べすると
「どうやらそうみたいですね!
ヤモリは卵を産むまでが親としての役割と
認識しているようで、卵を産んだ後は
自分の子供として認識しないようで
子育てもしないようですよ!
つまり
産まれてすぐに
子供たちは自立して
旅立ったのだと思います。」
そうお伝えすると
『なんとまあ過酷な生き物だことw』
と、仰られ
2人で顔を合わせ苦笑いしました😅

ヤモリは産まれた瞬間に
親子の関係はなくなり自立する
とてもたくましい生き物です。

しかし
私たち人間は
自立するのにとても時間がかかり
両親をはじめ多くの方々に支えられなければ
生き残ることはできません。

ヤモリに比べると
少し手が掛かる生き物ではありますが
自立することに時間がかかった分
両親や支えてくれた方々と
深い関係となり
自立した後に
恩返しすることができます。

もし
ヤモリのように
産まれた瞬間から
親子関係が切れてしまったら…。

誰にも
感謝や恩返しができません。

そう考えると
自分が"人間"であることに
そして"今のこの状況"に
感謝の気持ちしか湧きませんでした^ – ^

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