【循環器の知識18】息こらえ(悪魔の契約)の代償それは迷走神経による失神

息こらえ(悪魔の契約)の代償

さて、"息こらえ"をして
その後、息を吐き
"息こらえを解除"すると
体の中で何が起こるでしょうか?

息こらえをしていたことで
一時的に血圧(心拍数)が上昇した後に
息こらえを解除すると
先程まで高くなっていた
胸の圧(胸腔内圧)が
急激に低下するので
全身からの血液が心臓へ一気に戻ってきます。
(静脈還流量の著しい増加)

これによって
今度は急激に血圧が
上昇するのを防ぐために
"迷走神経刺激"
を行い急激に血圧を下げようとします。

これがいわゆる
"悪魔の契約の代償"
ということになります。

さて、健康な人は
急激に血圧を下げても
なんとか耐えられますが
ある"2つの条件"が
揃ってしまっているいる方は
"迷走神経刺激"に耐えられず
"失神”することになってしまいます。

ある"2つの条件"とは
なんなのでしょうか?

その答えは明日の投稿で
明らかにしたいと思います(^^)

お楽しみに♪

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