その"一生懸命"に応える

ある施設に入所されている
患者(利用者)さんのお話です♪
この方は数年前から
ある施設に入所し
ほぼそこから出ずに過ごされています。
以前は
デイサービスなどにも通って
いたのですが
"あるウイルス🦠"が
猛威を振るった影響で
それも、中止になってしまいました。
私たち訪問看護のスタッフ
が介入する時以外は
他者と会話をする機会も少ないので少し心配しています。
しかし
先日訪問した際に
"あるもの"を見つけました✨
それを見つめていると
『"何処にも出掛けられないから…コレ、作ってみたの♪"』
それは、
コンセントのコードを束ねるために
作られたトイレットペーパーの芯でした🧻
「なるほど、便利で可愛いですね♪」
と、お伝えすると
ニッコリと笑顔で答えて頂きました。
その時、ふと、この方の指先を見ると
"のり"が乾いた跡が沢山残っていました。
おそらく
トイレットペーパーの芯のまわりに
折り紙を"のり付け"しようとしてついた跡なのでしょう。
視力は落ち
握力も弱り手が震える中
作った"作品"
その"一生懸命"に
私たちも応えなければならない
と、感じた瞬間でした^ – ^
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